« 人生を少年のように愛する心を持とう! | トップページ | 山桜 »

2008年6月 1日 (日)

前向きな思考

あらら、もう6月になっちゃったよ (^^;

今日は「前向きな思考("Positive thinking!")」について。
ほら、コップに半分入っている水を、
   ①「あと半分しか残っていない!」と考えるか、
   ②「まだ半分も残っている!」と考えるか、
ってやつですよ。

このあいだ、人気ブログ「うちの3姉妹」でフーちゃんのあるエピソードが
取り上げられていたのだけど、それがいわゆる「究極の前向きな思考!」。
それで想い出したのが稲尾和久さんの話。

稲尾和久さん(1937-2007)は、元西鉄ライオンズのエースで
「神さま、仏さま、稲尾さま」で有名なあの方のこと。
今年の3月16日にNHKの再放送枠で『あの人』という番組が
流れていたのだけど、その中で、生前の稲尾さんが語っておられた話が
とても印象に残った。
話の内容はだいたいこんなところ。

  当時、無名に近い高卒ルーキーは、フリーバッティングのピッチャーを
  毎日課せられていた。海千山千のベテラン打者たちに対し、
  18歳のルーキーがまじめに投げるんだけど、先輩たちの中には
  意地の悪い人もいる。根は悪い人ではないんだけどね。
  ストライクが続かないとバッティング練習にならないと怒られる。
  かと言って、ストライクばっかり続けているとタマにはボールを投げろ
  と言って怒られる。いずれにしても怒られることになる。
  でも、毎日やっているうちに稲尾さんは気付く。
  「3球ストライクで1球ボール」のペースがちょうど良いようだと。

  さて、おもしろいのはここから。
  普通、バッティングピッチャーは打者の練習の手伝いであって、
  肝心の自分のピッチング練習ができないとクサルものだけど、
  稲尾さんの捉え方は違った。

  「3球ストライク、1球ボールのペースで投げるのなら、
   4球に1球はコントロールを鍛える練習ができる
   つまり、3球ストライクを投げたあと、
   1球はストライクかボールかギリギリのクサイところに
   投げてやればよい。そうすれば、ただのバッティングピッチャー
   ではなく、自分自身の立派な練習になる」
  と考えたというのだ。

他人のための練習としか考えられない状況にあっても、
その中から自分にとって意味のあるところを見つけ出し、
自らを高めるために活用する。
徹底したプラス思考であり、究極の前向きな思考である。

かの練習の効果もあって、稲尾さんは、針の穴をも通すと言われた
コントロールを身につけ、そのタフさもあいまって
「神さま、仏さま、稲尾さま」と言われるピッチャーへと大成するのだ。

譬えて言うなら、私たちのまわりにも「水の入ったコップ」はある。
それをどう捉えて、どういう意味を見出すかによって、
我々の生き方も、根本から変わってしまうのかもしれない。

なんてことを想い出した。

|

« 人生を少年のように愛する心を持とう! | トップページ | 山桜 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/196508/41392996

この記事へのトラックバック一覧です: 前向きな思考:

« 人生を少年のように愛する心を持とう! | トップページ | 山桜 »